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ドライアイ
ドライアイ
文字通り目が乾燥してしまう症状ですが、実際に問題が起きているのは「涙」の機能の部分です。涙の量や質が正常な状態でなくなり、目の表面に潤いを保てず傷がついてしまっているのです。主な要因としては、コンタクトレンズの使用、目の酷使(パソコンやスマートフォンの長時間使用)、エアコンの長時間使用、夜更かし、加齢などが上げられます。
ドライアイの主な症状
- 目が乾く
- 目が疲れやすい
- 目がゴロゴロして不快感がある
- 目がかすむ
ドライアイの治療
市販の目薬などを使用すれば、一時的に目の乾きは抑えることができます。しかし根本的には涙の分泌機能の部分に問題が起きているため、それだけではドライアイは続くことになります。上記の症状が改善しない方はすぐに眼科で検査されることをお勧めします。また処方された目薬などで症状が改善したとしても、生活習慣によっては十分に再発する可能性があるので、定期的なケア(まばたきの意識、目薬の点眼、目を休ませるなど)を常に心がけるようにしましょう。
アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎
結膜(まぶたの裏、白目を覆っている粘膜)にアレルギー物質が付着することによって結膜が炎症を起こしてしまうのがアレルギー性結膜炎です。アレルギー物質は人によってさまざまですが、代表的なものとしては花粉、ハウスダスト、動物の毛などがあります。またコンタクトレンズの汚れもアレルギー性結膜炎を引き起こします。
下記のような症状がいくつかあてはまる場合はアレルギー性結膜炎の可能性が高いです。すぐに眼科で受診してください。
- 目がかゆくなる
- 目が充血する
- 目やにが出る
- まぶたの裏にぶつぶつがある
- まばたきの度にコンタクトがずれる
- 目に異物感がある
アレルギー性結膜炎の治療
アレルギー性結膜炎で大切なのことは「アレルゲンとの接触を避ける」ことです。まずは自分にとってのアレルゲンが何であるのか検査をして把握する必要があります。治療では点眼薬などを使用しアレルギーで起きた炎症を抑えることになりますが、その後アレルゲンとの接触をいかに避けることができるかが重要になってきます。特に普段からコンタクトレンズを装着される方は注意が必要です。コンタクトは汚れが付着しやすく、花粉、ハウスダスト、動物の毛などのアレルゲン物質も付着した状態で一日を過ごすことになりかねません。日々のケアと眼科での定期的な検診をお勧めします。